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美しい言葉は人の心を穏やかにし、和ませます。また、言葉はその人の人となりや、人格を表すものでもあります。このことは日本語に限らず、どの言語でも同じであるのではないでしょうか。
日本人は長い間、能動態の文化を持った日本語を守ってきました。それはきっと、先人たちがとても潔い人たちだったからでしょう。人に責任を押し付けることなく、武士道をバックボーンとして自分の言動に責任を持って生きていかれたのでしょう。
私たち日本人の文化や美しい日本語は今、雪の結晶のように溶けてなくなりつつあります。もし美しい言語文化をなくしてしまったら、日本人の未来はどうなるのでしょうか・・・
英語教育が日本語のボーダレス化に拍車をかけているという一面もあります。能動態の文化を持った日本語を受動態で話す方たちが増えてきました。そして、主体はどこにあるのか、誰が主語なのか、という部分が非常にあいまいになり、自分の行動の責任の所在がどこにあるのかさえ明確に分からなくなってしわまれた方たちも増えてきています。
私たちが小中学生や社会人の皆様方にご提供する語学教育は、美しい日本語、英語を話していただけるようになるためのものです。そして、コミュニケーション力を強化するためのものです。また、最終的には日本の将来を正しく舵取りする能力を身につけることができるよう、コミュニケーション力、表現力、語学力の強化をサポートさせていただきたいと願っております。 |
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