中国東北地方の旅(1999)

第4日(長春)
第4日目 1999年8月4日(水)長春
5:00  大きな駅に数カ所停車したことは記憶しているが起き出すことなく、目が覚めると九台市駅だった(5:00頃)。
 6:10、長春着。雨。予想気温は24−18度とのこと。昨日までは30度だったとのこと。現地ガイド、王さん。
 ホテル「名門飯店」に到着(6:45)。5つ星のすごいホテル。朝食を取り、10:00までゆっくり出来ることになった。本来ならチェックインは夕方の予定であったが、2日続きの車中泊だったので、便宜をはかってもらえ、シャワーを浴びてゆっくりできてよかった。
 M氏がトランクを列車の中に置き忘れたが、駅にあってよかった。
 50元でテレフォンカードを買って家に電話する。最初うまく行かなかったが、無事通話出来た。家内も国際電話とは思えぬほどはっきり聞こえるとびっくりしていた。 
10:15  10:15、ホテル出発。長春は雨。道路が広く、街はきれい。
 王さんのガイドより。長春は、吉林省の省都で市内人口は約230万人、1932〜45年まで「満州国」(日本の傀儡政権であったことから、中国では「偽満州国」と呼ばれる)の首都となり、「新京」と呼ばれた。
 長春は中国最大の自動車工場がある「自動車の町」であり、「映画の町」、「森林の町」そして33の大学がある「文教の町」である。 
10:30  10:30頃、「偽皇宮陳列館」に到着。清朝最後の皇帝、映画「ラスト・エンペラー」で有名な宣統帝溥儀(ふぎ)(1906〜67、在位1908〜12)が、後に満州国の皇帝となったときの皇宮である。
 まず「緝熙楼(しょうきろう)」を見学する。緝熙楼は溥儀の生活の場で、1階に溥儀の生涯と5人の夫人に関するパネルや写真が展示されていた。
 二階の西側に溥儀の執務室・寝室・書斎・漢方の研究室などがあり、東側が皇后の婉容(えんよう)の寝室・アヘンの吸飲室などがあった。1階の西には溥儀が最も愛した第3夫人の玉齢の部屋もあった。
 緝熙楼の奥に「勤民楼」(溥儀が公務を執った場)があり、そこも見学する。1階には満州国の資料が展示してあり、2階には溥儀の執務室・会議室・宴会場や即位式が行われた部屋などがあった。なお2階の一室では「東条英機罪行録」の展示も行われていた。
 またこの2つの建物の他に関東軍が建てた「同徳殿」も見えたが、溥儀は関東軍の盗聴を恐れてそこには入らなかったとのことだった。12:05にそこを出て春誼賓館(旧大和ホテル)で昼食(12:20〜13:15)。
13:40  長春駅から南に延びる人民大街を通り、旧関東軍司令部(現、中国共産党吉林委員会)を見て、旧満州国時代の建物が多く残っている新民大街を通り、長春電影宮(旧、長春映画撮影所に到着(13:40)。
 映画「西太后」の北京故宮のセット、清代の町並みのセット、唐の時代の長安のセットそして映画撮影の現場を見学、最後に今までこの撮影所で撮影された映画の資料館を見学して、14:35に出発。
15:00  店で買い物の後、南湖公園(約200ha)にある南湖(約90haの人工湖)大橋を車中から見て(15:30)、偽満州国務院(旧満州国の最高行政機関)に着く(15:45)、国務院は日本の国会議事堂を模してつくられた建物で、現在は白求恩医科大学(中国共産党が延安に拠点を置いていた頃、共産党に貢献したカナダ人医師ベチューエンを記念して建てられた医科大学)になっている。
 長春の中心部に戻り、「百貨大楼」(大きな百貨店)のビデオ撮影。ここで青木先生・0先生・Y先生・横山の4人は、バスから降りて別行動。「百貨大楼」で買い物。お茶と娘にシルクの寝衣を買う。みやげ店などで買うのに比べてとても安く、3分の1から5分の1位。
17:20  タクシーでホテルに帰る(17:20)。タクシー代6元。長白山賓館で夕食(18:05〜19:10)。
 ホテルに帰り、今度はカラオケに行くとのことで付いていく。同じ長白山賓館のスナック「名古屋」(元は日本人が経営していたとのこと)でカラオケ。21:20頃ホテルに帰り、22:00頃就寝。


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